「トラック野郎」シリーズの鈴木則文監督の愛弟子でもあり、「ウルトラマンギンガ」など特撮作品を多数手がけてきた石井良和監督が、日本特撮の怪獣着ぐるみ文化を後世に伝えたいという信念のもと制作した特撮コメディ。 世界が新型コロナウイルスの脅威にさらされた2020年。自称エリートサラリーマンの大木勇造は、リモート生活を謳歌していたさなかに、あっさりとリストラされてしまう。なんとか再就職を果たし、銭ゲバ社長、廃品回収を名乗るゴミ泥棒、着ぐるみの中に引きこもる男など、おかしな面々に囲まれた新たな職場で奮闘する大木。しかし、あまりにも身勝手な同僚たちに振り回され、恋人にもフラれてしまったことから、大木はヤケを起こしてしまう。 主人公・大木役を「とおいらいめい」の藤田健彦が演じるほか、映画初出演となる元「HKT48」の草場愛、ウルトラシリーズをはじめ、さまざまな特撮作品に出演した町田政則らが顔をそろえる。